人中を短く見せるリップメイク|上唇の山・オーバーリップ・グロスの使い方
鼻の下が長く見えるときは、上唇の中央からリップラインを調整。オーバーリップを自然になじませる手順、グロスの置き場所、輪郭が浮いたときの直し方を紹介します。

鼻の下が長く見えるのが気になるとき、上唇の中央の輪郭を少し補うと、肌のまま残る部分の見え方を変えられます。いきなり口全体を大きく描かず、上唇の山、輪郭のぼかし、中央のツヤの順に仕上げていきましょう。
- 描き足すのは中央から
上唇の山付近を少しだけ補い、口角は元の輪郭につなぎます。
- 線を内側へなじませる
輪郭を描いて終わらず、口紅とつながるようにぼかします。
- グロスは少量を中央へ
輪郭の外までツヤを広げず、唇の中央に立体感を足します。
リップライナーは、唇か口紅に近い色を選ぶ
薄い口紅へ濃いライナーを合わせると、描き足した輪郭だけが残りやすくなります。最初は素の唇か、使う口紅と近い明るさのローズベージュやピンクベージュから。色名だけでなく、自分の唇にのせたときの発色を見て選びます。
赤みの強い唇へ白っぽいベージュを重ねると、輪郭の内側と外側の差が目立つこともあります。その場合は、唇の色に近い少し深めの色を薄く。輪郭を全部コンシーラーで消して描き直すより、元の色を生かす方から試してください。
人中短縮を狙うなら、上唇の山付近を少し補う
口角から上唇全体を大きく縁取ると、口の横幅まで変わって見えます。まず上唇の中央にある二つの山付近だけを、元の境目より少し外へ。数ミリまとめて広げず、細いペンシルで少量ずつ描きます。
- 鏡を正面に置き、唇を軽く閉じて元の輪郭を見る。
- 上唇の山付近を短い線で少し補う。
- 中央から左右へ、元の輪郭へ戻るようにつなぐ。口角は広げない。
- リップブラシや清潔な指で、線を唇の内側へぼかす。
- 口紅を薄く重ね、描き足した線だけが残っていないかを見る。
上唇の山を完全に平らにする必要はありません。少し丸みを残したいなら、山の間を薄くつなぐ程度に。シャープな形が好きなら、山を残しながら上側へ控えめに足します。いずれも、口角まで同じ量でオーバーにしない方が試しやすくなります。
グロスは、ぷるっと見せたい部分だけに重ねる
口紅を塗った後、グロスを下唇の中央へ少量置き、唇の表面へ薄く広げます。上唇にもツヤを足す場合は中央へ少量。チップに多く取れたら、先に容器の口などで量を調整してからのせてください。
輪郭の外まで厚いツヤが広がると、描き足した線やにじみが目立ちやすくなります。透明なグロスなら、まず中央だけで光り方を確認します。色付きグロスは口紅の発色も変わるので、初めは薄く塗り、輪郭と内側の色の差を見ながら重ねます。
マットな口紅と少量のグロスを組み合わせる方法もあります。全部を同じツヤにせず、輪郭を控えめに、中央を光らせると、描き足した部分だけが前に出るのを抑えやすくなります。
鼻の下のシェーディングは、必要なときだけ
上唇を整えても鼻の下の見え方が気になる場合は、鼻のすぐ下に元からある影へ、肌より少し暗い色を薄くなじませる方法があります。唇まで長い線を描いたり、鼻の下全体を黒く覆ったりしないようにします。
粉を少量取って余分を落とし、小さなブラシで境目をぼかします。正面で色がはっきり帯に見えるなら付けすぎです。リップの輪郭を少し補うだけで十分なら、この工程は省いてください。鼻の下の影と上唇の輪郭を同時に強くすると、口元の明暗が目立ちすぎることがあります。
輪郭が浮く・口元だけ濃いときは、ここを直す
- 口の上に一本の線が残る
- ライナーの線を唇の内側へぼかし、近い色の口紅を少量重ねる。さらに外側へ描き足して太くしない。
- 口角まで大きく見える
- 口角付近のオーバーラインを清潔な綿棒で小さく取り、元の輪郭へ戻す。中央の描き足しだけを残して確認する。
- グロスが口の周りへ広がる
- 輪郭付近の余分をティッシュで軽く押さえ、ツヤは中央へ足す。何度も唇を強くすり合わせて広げない。
- 上唇の山だけ白く光る
- ハイライトの量を減らす。白いパールで線を隠すのではなく、ライナーと口紅の境目を先に整える。
仕上げは、話したときの口元も確認する
唇を閉じた状態だけでなく、軽く笑う、口を開く、ひと言話す動作まで見ます。口角を動かすと輪郭が二本に見える場合は、外側へ足した部分を少し減らしましょう。手鏡を近づけて直した後は、腕を伸ばした距離でも確認します。
やり直すときは、口紅やライナーに合うメイク落としを使い、強くこすらないようにします。目元用など用途の違うコスメを代用せず、唇へ使える製品を選んでください。


