奥目・出目のアイメイク|アイシャドウ・ラメ・アイラインの置き方
奥目で目元が暗く見える、出目でラメが強く見えるときのアイメイク。まぶたの質感、締め色の幅、下まぶたの色を、手持ちのアイシャドウで調整する方法を解説します。

好きなアイシャドウを塗ったのに、目元だけ暗い。ラメを足すと、まぶたの丸みが思った以上に目立つ。そんなときは色を買い替える前に、光る場所と締め色の広さを変えてみましょう。この記事では、影が強く見える目元には明るさを足す、立体感が強く出る目元にはツヤを絞る、という二つの塗り方を紹介します。
- 奥目寄りの目元
広い締め色を薄くして、動くまぶたの明るさを残す。パールは小さな範囲から足します。
- 出目寄りの目元
上まぶた全体の強いツヤを控え、セミマットな中間色でなじませます。
- 開いた目で確認
閉じたまぶたの仕上がりだけでなく、普通に目を開けた状態で色が見える幅を確認します。
奥目・出目と、一重・奥二重・二重は別の見方
「奥目」「出目」は、目元が奥まって見えるか、前に丸く出て見えるかを表す美容上の呼び方です。まぶたの折り込みを表す「奥二重」とは別で、名前が似ていてもメイクを選ぶポイントは同じではありません。
自分をどちらかに決め切らなくても大丈夫です。「上まぶたが暗く沈む」「パールを広げると丸みが強くなる」など、いつものメイクで気になる見え方から、以下の手順を選んでください。この記事は美容のための塗り方の提案で、目の病気を判定するものではありません。
奥目のメイク:まぶた中央の明るさを残す
まぶたのくぼみへ濃いブラウンを広く入れると、もともとの影と重なり、目元が暗く感じられることがあります。まず、肌に近い明るさのベージュやピーチを薄く広げ、目を開いたときのくすみや色むらを整えます。白く塗りつぶすより、肌が透ける発色を目安にします。
- ベージュやピンクベージュを、動くまぶたへ薄くのせる。
- 締め色はまつ毛際から。目を開いて見える幅を確認し、足りなければ少しずつ広げる。
- 中央に小粒のパールを少量足す。光を広げたいときだけ、外側へ軽くなじませる。
- 眉下まで暗くなっていないかを確認し、境目を何も付いていないブラシでぼかす。
濃い色で囲むより、明るい面とまつ毛際の細い線を残した方が使いやすい場合があります。深いブラウンが好きなら、色をやめるのではなく、塗る場所をまつ毛際や目尻に絞る方法から試してみてください。
出目のメイク:ツヤをやめるのでなく、面積を小さくする
上まぶたの広い範囲に強いパールを塗ると、光を受ける面が大きくなります。まぶたの丸みを控えめに見せたい日は、ベースをセミマットなベージュや淡いトープに。いきなり濃い色で全体を覆わず、中間色を薄く重ねます。
- セミマットの中間色をまぶたへ薄く広げ、色の境目をぼかす。
- 締め色は目尻側を中心に、まつ毛の近くへ少量のせる。
- ツヤがほしければ、細かいパールを中央か目頭寄りの小さな範囲に足す。
- 正面だけでなく、顔を少し左右へ向けて、光が広がりすぎないか確認する。
ラメの粒が大きいほどよく目立つので、最初は粒の細かいものから。気になる部分へさらに締め色を重ねる前に、余分なパールを清潔なブラシで軽く払うと、色数を増やさず調整できます。
アイラインは「黒か茶か」より、見える太さをそろえる
目を閉じると細い線でも、開いたときに目立つ位置は人それぞれです。最初はブラウンなどなじみやすい色で、まつ毛際に短い線をつなぎます。目尻を伸ばすなら、目の外側の流れに沿って少しずつ。全体を太くして帳尻を合わせないようにします。
目元が暗いと感じる場合は、上まぶたの線を太くするより、まつ毛をとかして束の塊をほぐす、締め色の上端をぼかす、といった引き算も。パールやアイライナーは、目の中や粘膜にはのせず、使う製品の注意表示に従ってください。
下まぶたは、まず淡い色を細く
涙袋の影を長く濃く描くと、目の下にもう一本の線ができ、思ったより重く見えることがあります。最初は淡いピーチやピンクベージュを下まつ毛の近くへ。影を足す場合も、目の下全体に一本線を引かず、必要な部分だけ薄く入れてぼかします。
奥目でくすみが気になる日は明るさを、出目でツヤが目立つ日は発色の薄さを優先する、という調整から始めます。下まぶたまで濃いブラウンにした日には、上まぶたの締め色を減らすと、目の周りが一つの暗い面になるのを避けられます。
手持ちのパレットで試す組み合わせ
- 暗く沈みやすい日の組み合わせ
- 明るいサテンベージュを動くまぶたに。ブラウンはまつ毛際だけ、下まぶたは薄いピーチ。最後に中央へ小さなパールを足す。
- まぶたのツヤが強く見える日の組み合わせ
- セミマットなトープを薄く広げ、目尻の近くへブラウン。パールは一点だけにし、下まぶたは淡い色で細く仕上げる。
完成後は手鏡を近づけた状態と、腕を伸ばした距離の両方で確認します。左右で同じ量を足すより、目を開けたときに見える色の幅を合わせる方が、仕上がりの偏りを直しやすくなります。
参考にした資料
色の組み合わせと調整手順は編集部による提案です。掲載イラストは塗る場所の説明用です。


